去年の冬に皮膚科に行って診断されました。
非常に珍しく、「私も何十年かぶりに見たよ」と念を押されるくらい認知度の低い色素沈着のようです。
小学校高学年くらいから二の腕にそばかすのようなものが出来だして、それが年々濃くなっていく感じ。
今は手の甲から二の腕、さらに足首から上、脛より下の脚の一部分にしみだかそばかすだか解らないものがあります。ただ腕の裏側は真っ白で綺麗なものです。
手はさらさらしてますが、足のしみ部分は触ると少しザラザラします。
画像を拡大してよく見ると解ると思いますが、手の甲が指に比べて少し黒い。
これは右手も左手も同様で、ほぼ対象にこのような状態になっています。
脚にもあるのですが、さすがに脚を晒すほど自信たっぷりではないので自重します。ほんとは手より脚のほうが酷いのですが。
皮膚科に行くと、医師に「これしか思いつくものがない」と写真付きの専門書を見せられました。
「第二次成長期から出始め、年を追うごとに濃くなっていく」という解説文はまさに私と同じ状態。
しかし「優性遺伝により現れる」というくだりは少し首を傾げます。優性遺伝ならば両親ともにこの遺伝子を持っていることになりますが、私の家系でこのような症状があるのは自分だけ。
Web で調べてみるとこんな感じでした。
特徴的な皮膚所見および家族内発症の有無で臨床診断が可能である.鑑別すべき類似疾患に網状肢端色素沈着症〔acropigmentatio reticularis(Kitamura)〕がある.本症と同様に四肢末端に網目状の色素沈着をきたし,常染色体優性遺伝をとる疾患であるが,色素斑に皮膚陥凹を伴う点,脱色素斑を認めない点において鑑別される.
16 B.色素増加を主体とするもの [PDF ファイル]
つまり通常の色素沈着と違う点は陥凹しているかどうか。私のいう「触ると脚がざらざらしている」の点だと思う。
皮膚科では「治らない」と言われ、「美白化粧水とか塗りたくっても無駄だよ」といわれる始末。別段ほっといたら皮膚癌になって死ぬなんていうもんじゃなし、しかし「不治」という言葉は私は絶望しなかったといえば嘘になる。
小さいころから付き合いのあるもので、夏にキャミソールとか着てると少し気になるけど別段ひどいものではないし、こんなものだと諦めかけていたのですが、やっぱり専門家に言われるときついものです。
治療としてパルス色素レーザーを照射した。それぞれ色素斑は消失して陥凹も不明瞭となった。
336th Program
調べるとこんな記事が。パルス色素レーザーを使うと消えるのか?
「パルス色素レーザー」で検索すると保険が適用されることが解るが、網状肢端色素沈着症に有効かどうかについては、上記引用のページ以外発見することができず。
私の場合医師に見せられた専門書の写真のように引くくらい色素沈着があったわけではないし、半袖だと日焼けしてそばかすできた?と思われる程度なので別段気にもしていなかったけれど、やっぱり自分が「そういうもの」に分類されると気にならないわけがないです。
ICD10分類 L81.8その他の明示された色素異常症 を見るとやっぱり「珍しいもの」なんだなあって思いますし。
結論は、網状肢端色素沈着症は余りにマイナーすぎて Web で調べるには資料がなさすぎるということ。専門書の見出しくらいしか出てこない。
私は色が白くてすぐに日焼けするし、顔に肝斑もあります。顔については紫外線に弱いのも一因じゃないかと思ってますが、さすがに手足のしみが遺伝子どうたら、なんていわれるとは思ってもみなかった。
もしお子さんや親戚の方の手足が私と似たような状態の場合、別に死ぬもんじゃないので、医師に診断されたからといって深く考えず楽観視していいと思います。